
インド音楽
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インド音楽
インド音楽は、旋律とリズムの音楽です。西洋音楽でいうハーモニーはありません。 演奏においては、ラーガと呼ばれる旋律を演奏し、ターラと呼ばれるリズムサイクルを刻みます。 インド音楽において、ラーガ・ターラの概念は非常に重要な位置を占めています。
ラーガ
ラーガはサンスクリット語で「心を彩るもの」という意味です。 あるラーガを聴くと、人の心はそのラーガの色に染まります。
感覚的にわかりやすく説明します。 ラーガのようなものは実は日本にもあります(ラーガではありませんが)。 例えば沖縄の音楽です。
ド ミ ファ ソ シ ド ド シ ソ ファ ミ ド
日本人なら、この音階を聴くだけで心が「沖縄色」に染まると思います。 これらの音を使って色々旋律を作ってもやはり「沖縄色」と思います。 また、この音階を聴いているときは、ドミファソシ以外の音は、思い浮かべにくくなると思います。
心に対してこのような性質をもつ音階や音使いは他にも数多くあります。 インド音楽では、このような「心を彩るもの」が体系的に整理され、ラーガの体系になっています。
ラーガは旋律を作る音使いを制限しますが、演奏者はその理論に基づいて演奏するよりも、そのラーガの持つムードを表現した結果として、ラーガの枠組みの中にいることの方が大切だと私は考えています。
インド音楽の歴史 その1
インド音楽の歴史 その2
インド音楽の歴史 その3
インド音楽の音階
インド音楽の各種ラーガ
ターラ
リズムのサイクルです。
インドでは、様々なリズムサイクルが使われます。 リズムサイクルを一周する間に、重い部分や軽い部分があります。 同じ数の拍子のターラでも、1周の中での分割が違っているものもあります。
最も基本のターラは、ティンタール(16拍子のリズムサイクル)です。 他にも、7拍子、8拍子、9拍子、10拍子、11拍子、12拍子 … とたくさんあります。
----- シタール・スルバハール奏者 佐野敏幸 (インド音楽)
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