シタールのタラフのチューニング例

シタールのタラフは、演奏するラーガで使う音にチューニングしますが、どのラーガのときにタラフのどの弦をどの音にするといったことについては、これと決まったものはありません。

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といってしまうだけなのもあれなので、例えばこんな風にするというチューニング例をいくつか。
タラフの弦が13本ある場合を想定してます。
また以下で書いている音は、「弦の長いタラフ」の順番になってます。

なお、一般的に長い方から3つ目の弦と短い方から3つ目の弦はSになるようにします。

ラーガ:ヤマン


例1 N D S R G G M P D N S R G

この場合、一番長い弦がNで、左手小指でこの弦を時々弾くとちょっといい雰囲気が出てきます。
Gをダブらせているのは、ラーガ:ヤマンでGが重要だから。
私はここ数年このチューニングを使ってます。


例2 S N S R G G M P D N S R G

例1の場合と比べて、低い方の2本が違います。
例1のチューニングにする以前は、このチューニングを使ってました。


ところでヤマンにチューニングする場合、タラフのNを最初にチューニングして、その後そのNを鳴らしながら他の音のチューニングをすると上手くいきやすいです。

ラーガ:バイラブ

例1: S N S r G m P P d N S r G

Pをダブらせています。
なお、ラーガ:バイラブのVadi(一番重要な音)は実はmだそうで、
このことをを意識すれば、

例2:S N S r G m m P d N S r G

のようにmをダブらせるというのもいいかもしれません。
ただ、そのつもりであれば、演奏もmを意識した演奏にした方がいいと思います。

また、dの音もバイラブの中で重要なので、

例3:S N S r G m P d d N S r G

もいいかも。

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といったかんじで、シタールのタラフのチューニングは結構色々なパターンができます。
基本的に、演奏者の自由な考えで自由にチューニングしたらいいと思います。

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スルバハール・シタール奏者 佐野敏幸 (インド音楽)






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