シタールの弦の太さ

シタールの弦の太さは、「何番」という風にいいます。 細い順から、0番、1番、2番、3番・・・といった具合です。 なお、低音弦については「何番」ではなく、弦の名前でいいます。 「ジュリ」「パンチャム」「カラジ」と言った具合です。 シタールの弦の張り方は2種類あり、 低音弦「カラジ」「パンチャム」のあるマイハール派と、 低音弦ではなく、低い「ガ」を張るビラヤット派に分かれます。 マイハール派の場合、 メイン弦 3番 ジュリ パンチャム カラジ チカリ 2番 チカリ 0番 チカリ 0番 タラフ 0番 です。 なお、メイン弦については、手の強さや好みにより、2番や4番、人によって5番(こういう人は非常に珍しい・・・5番を使っていた人が周りにいますが、弦が強すぎて楽器が壊れてました)を張る人もいます。 ジュリ、パンチャム、カラジもそれぞれ太さが若干違うものがあります。 私は、好みでジュリは細め、パンチャムはたぶん普通、カラジは若干重めのものを使っています。 ビラヤット派の場合は、パンチャム・カラジの替わりにGの弦を一本張ります(何番かは知りません・・・たぶん2番か3番です)。 これでかなり軽快な響きになります。 なお、シタールの弦の張り方は一般的にビラヤット派とマイハール派で違いますが、シタールの弦の張り方で流派が決まるわけではないと私は考えています。 ビラヤット派の弦の張り方のシタールをマイハール派の人が演奏すればその音楽はマイハール派に、逆にマイハール派の弦の張り方のシタールをビラヤット派の人が弾けば音楽はビラヤット派になります。 流派の本質的な違いは、ラーガの扱いやその表現法にあると思います。 −−−−− スルバハール・シタール奏者 佐野敏幸 (インド音楽)




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